朝の音楽(9時迄)は、ポリーニのピアノでシューベルトのピアノソナタ19番、20番を聴く。勿論、聴くと言っても仕事をしながらでバックグランドで流すだけだが。さて、今日の仕事も令和5年度ジャパンフラワー強化プロジェクト推進事業のまとめ作業。いよいよ年度末だが、未だ請求書を出してくる。例年のことでもあるが、ぎりぎりまで頑張ってくれているので仕方ない。ひたすら事務仕事(力仕事)。
18時から日本橋三越6F三越劇場で第631回三越落語会。1983年以来キリン(もう現役はほとんどいないが)の落語好きの人達へのチケット手配などの世話人をやっている。お世話になった方が急逝されて、その後を継いでいる。ご供養のつもりだ。今日は22名が参加。人気TV番組「笑点」メンバーの三遊亭小遊三「崇徳院」、林家たい平「明烏」とテレビとは全く違った顔を見せてくれて、古典落語をじっくり聴かせてくれる。柳亭小痴楽の「天災」も力演で面白かった。20時半終演。
]]>
神経が疲れた時にはハイドンの音楽が好い。交響曲31番「ホルン信号」、59番「火事」、73番「狩り」のCDを聴く。ハイドンの後期の交響曲程演奏されないが、4本のホルンが活躍したり(31番)、疾風怒濤期(59番)だったりで、ゆったり楽しませてくれる。疲れが抜けていくよう・・・。
M.ポリーニ氏が亡くなった。82歳だった。好きなピアニストの一人でショパン、シューベルトから現代曲までLPやCDで楽しませてもらった。ヨーロッパ視察ツアーに行ったときにアムステルダムコンセルトヘボウでポリーニの70歳記念コンサートが開かれていて、偶々チケット2枚が買えて海下さんと聴いたこともあった。舞台上の席で20m位前で演奏するポリーニを間近に見ることが出来て感激した覚えがある。曲はベートーヴェンの「告別」等地味なプログラムだったが。
]]>(宮嶋副理事長)
*日比谷花壇は、年間では前年比103%で着地。百貨店、ホームユースは苦戦。
*2月はバレンタインなどモバイルオーダーが絶好調で前年比155%。分か人の利便性が受けた。
*ネット販売は、バースデーなど苦戦で前年比91%。
*能登半島地震復興支援を実施。好評だった。
*ブライダルは披露宴までする人は47%。
*フォトウェディングは前年比3%増。元請で客単39万円。普通は15〜16万円。
(竹村理事)
*1〜2月は暖冬で10〜14日の前進。3月中旬は洋花が品薄で高単価となる。ガーベラ@126円、スイトピー@102円、チューリップ@100円もあった。バラは輸入品もあり安定。これから価格は落ち着いていく。
(吉田理事)
*原産地表示が増えてきた。輸入規制となることも。
*欧州はサステナブルが厳しい。環境配慮が取引に必要となっている。
*育種は耐病性が求められている。
議事は、令和5年度(10期)の決算見込、活動報告、国産花き需要拡大推進協議会の収支見込と活動概況報告。令和6年度の予算計画、活動計画、横浜花博2027出展募集など事務局から説明。フラワーサミット2024(8月23日@東京リアル開催)のテーマについて検討。出席理事全員から意見聴取。キーワードのみ上げる。
店の売上、差別化・付加価値、価格設定、リピート、環境に優しい花、
ウェルビーイング、CO2削減、物流2024年問題、ビタミンF
今朝の日本農業新聞のコラム「四季」で街の本屋さんが減少していることに触れている。地域に書店が一つもない自治体は4分の一に上っているそう。確かにネットの普及などで紙離れが進んでいる。経済産業省が大臣直属の「書店振興プロジェクトチーム」を今月設置して、本屋さん支援に乗り出すのだそう。地元の本屋は「オアシス」で「精神安定剤」(作家の三浦しをん氏)、街の本屋は住人の文化財でもあると言っている。私の住んでいる街は書店が1軒(1軒は潰れたが)、ブックオフもある。書店を目的もなしに見て廻るのが大好き。そこから新たな”出会い”で知の興味が広がる・・・。昨日は目的を持って本屋さん、ブックオフに行ったが、見つからず、本は4、5冊買ったが、目的の本(3冊)はネットで注文。もう今日には配達された。ネットも便利だ。なお、「四季」著者は、良い街の3条件は、本屋、居酒屋、公園があることだそう。私の街は全部そろっていて恵まれている。
]]>
今日、気になったのは、男性の細胞から卵子が作れると言う記事。林克彦大阪大学教授が2匹のオスのネズミから子供を作る実験に成功したという。オスの尾からiPS細胞を育て、オスの性をつかさどる染色体を消し卵子に変える。別のオスの精子を受精してメスの子宮に入れて健康な子供が生まれた。10年もすれば人間の男性の細胞からも卵子が作れると言う。同性カップルの子供や自分のクローンも実現可能となる。”自分のクローン”が作れる!恐ろしい・・・。考えたくない領域に思える。
農研機構が人気のダリアの新品種の開発の記事(日本農業新聞 21日)。日持ちが課題のダリアだが、新品種は一般品種に比べて1.6〜2.8倍長く鑑賞できたと言う。エターニティサンセットは花色の色合いが徐々に変化するそう。
こちらは、デルフィニウム栽培で夜間に紫外光(UV-B)を照射することでうどんこ病に効果があると言う研究結果(北海道立総合研究機構)の記事。
]]>
今日の日経朝刊に「卒業式彩る切り花 2割高」の見出しの記事。3月中旬の切り花が平年比(過去5年平均)より23%高値になってい。大田花きで3月中旬に扱った切り花の平均単価は@79円。暖冬による生育前進と3月の冷え込みで3月前半は入荷が少なく全体的に品薄だったよう。2月下旬の入荷量は前年比21%多かったが、3月上旬は一転して26%減ったとのこと。送別シーズンで需要が高まっている中で、チューリップは平年比40%高、ガーベラは54%高、バラも23%高だった。過日ある市場の方に聞いたところガーベラが@80〜90円(普段は@30〜35円)、100円を超した日もあったと言う。
国産の生産量減少も価格を押し上げている。花の卸値は長期的に上昇傾向で、切り花は2019年比で3割上がっていると記事は伝えている。
]]>
花の購入価格帯にも触れていて、自宅用は1500円以上の割合が20%増の44%と大きく伸びている。自宅用では、1500円〜3000円の価格帯がこの2年で2倍となっている。1500円以上として見ると、2021年:18%、2022年:24%、2023年:44%と伸びている。価格上昇がお客様に受け入れられてきていることを示している。事実、自宅用の実購入者の受容価格帯は、1000円〜3900円となっている。なお、プレゼント用の実購入者では、3000〜5000円が45%と膨らみ、1500以下のカジュアルギフトも17%と伸びてきている。
]]>
15時からハイブリット(リアル&ZOOM)でフローラルイノベーション2024(11月20日〜22日、@東京ビックサイト)の展示会プロジェクト?を開催。深川理事(世田谷花き)は事務所に顔を出してくれる。松村リーダー(自由が丘フラワーズ、)、内藤理事はオンライン参加。今日は展示会コンセプトの検討。事務局拝野さんの準備宜しく、コンセプト、サブテーマ、セミナー案までまとまる。
3月20日の日本農業新聞の1面にGREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)記者発表会(マスコットキャラクターのデザイン発表、名前募集)の様子を記事にしている。日経は地方版(東京)で写真もなく囲み記事で地味に伝えていた。チェックした訳ではないが、TVのニュース、ワイドショーでは全く出てこなかったように思う。開幕まで丁度3年、横浜花博2027の関心が薄いのではと心配になる。
]]>
今日は国連の定める「国際幸福デー」。世界幸福度ランキングで、日本は、エコロジカル・フットプリントの指数が低いのが響いて180の国と地域の毎年50〜60位。上位は北欧3国。日本は、自然に恵まれ、平和で穏やかな文化の国。清潔で安全な国。トップクラスの幸福な国だと思う。モノサシが違うから仕方ないが。幸福度指数では、ブータンの王様の定めるものもある。私はそちらに与したい。
米国メジャーリーグが今日開幕。ドジャースとパドレスの開幕戦が韓国で開催されるのもびっくりだ。NHKの地上波で中継されていたので、私も大谷選手の活躍が見たくてTVを点けてしまう。目が疲れるのも承知で最後まで見てしまう。今年も大谷さんで楽しませてもらうのだろう。
]]>
第1部のプレス発表会は、協会にMPSジャパンとしてお邪魔していた関係からか、日本フローラルマーケティング協会(JFMA)として声をかけて頂いて出席。会場に着くと場違いの所に来たように不安になったが、協会の力石さん(サカタのタネから出向)に親切に案内され助かる。プレス席の周りは大きなカメラを2台も3台も持つ人たちでデジカメだけの私は異邦人だ。会場の後ろ側にはムービーカメラの列でいっぱい。国際園芸博覧会十倉会長(経団連会長)の挨拶、山中副会長(横浜市長)、黒岩副会長(神奈川県知事)の挨拶に続きマスコットデザインの発表。森本千絵デザイン選考委員会副委員長の選好経過説明の後、公式アンバサダーの芦田愛菜さんからマスコットデザインを紹介。白いドレスの芦田さんが若いのに存在感があり、しかも小っちゃくて可愛い。作者:牧野惇氏のデザインへの想いのコメント、マスコットキャラクターの名前募集の発表、フォトセッションで14時半終了。
第2部は、15時10分からイイノホール・大ホールに場所を移して開催。私の席はプレス席で一番前。ホールは満席。十倉会長(ビデオ)、斉藤国土交通大臣、農水政務官、経産副大臣、山中市長、黒岩知事の挨拶の後、涌井史郎氏(GREEN×EXPOチェアパーソン)と芦田愛菜アンバサダーのトークセッション。プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)を意識し、これからどうしていくのか、Nature-based Solutions(自然を活用した解決策)と言う考え方をトークで解説。GREEN×EXPO2027のテーマ「幸せを創る明日の風景」への理解を深める。
最後に清瀬一浩協会企画調整部長から博覧会の概要、各ゾーンの説明、今後のスケジュールなど説明。16時40分終了。17時過ぎ事務所に戻る。
■マスコットキャラクターデザイン発表・名前募集 ニュースリリース
https://expo2027yokohama.or.jp/wp-content/uploads/2024/03/press_20240319_3.pdf
■花・緑出展、Village出展公募要領 ニュースリリース
https://expo2027yokohama.or.jp/wp-content/uploads/2024/03/press_20240319_2.pdf
]]>
午前中は日比谷花壇の品質管理担当の方が見えて、リレーフレッシュネス(切り花日持ち品質管理認証)対応の具体的な打合せ。宮西さん、本田さんが対応。認証の審査云々ではなく、現場レベルで分かり易く作業標準化していこうと言うのは素晴らしい。
先週、JFMA会員に年会費に請求。設立以来据え置いてきた会費を、法人5万円⇒6万円、個人2万円⇒2万5千円に値上げさせてもらった。会員の皆様にご理解頂けたらと祈るような気持ちだ。リレーフレッシュネスは今日新年度の年会費を請求。この作業も毎年のことだが大変だ。
私は15時から青山フラワーマーケット本社にお邪魔して、井上社長と諸々打合せ。16時半事務所に戻る。
19時から表参道で珍しくも花の国日本協議会の役員の懇親会。と言っても欠席者続出で、宮嶋社長、磯村社長等ご欠席で、井上理事長、吉川副理事長、小川室長、事務局:和田さん、鹿子木さん、私の6名の出席者。ざっくばらんに協議会の運営方針など意見交換の予定だったが、少し寂しい。それでも話題豊富な熱い人達で盛り上がる。鼻炎もほぼ影響なく食事を楽しめる。22時前には帰宅。
]]>
第11期のJFMAフラワービジネス講座の募集が始まっています。花き業界全体、海外事情、生産、流通、物流、小売迄の各分野について学べます。更には、商品戦略、VMD、切り花・鉢物の管理、SDGs:未来につながるサステナブルな取組迄網羅している。テキストは、「お花屋さんの仕事 基本の”き”」(誠文堂新光社、@2200円)。興味のある講座だけでも受講できます。
]]>
止せば良いのに、先週に続いて、またタワーレコードに寄る。改装後はクラシック売り場は本当に充実した。時代の流れを感じさせるのは洋楽の衰退。J-POPやK-POPはそれぞれ1フロアを占めるのに、洋楽はJAZZ、ROCKなどと一緒。ダウンロードやストリーミングが増えているが、日本では、未だ音楽ソフトは6割を超えている。ただ、洋楽は僅か0.3%(2008年は30%)だそう。過日、テイラー・スウィフトの来日が話題になったが、洋楽は苦戦。さて、クラシック売り場を覗くと、私の好きな指揮者L.V.マタチッチのベートーヴェン交響曲全集が新譜(録音は1980年〜81年、ステレオ)で出ていた。ザグレブフィルとのライブで即購入。カラヤンの50年代のベートーヴェン交響曲全集(モノラル)など結局今日も13枚購入。早速、マタチッチで2番、田園、カラヤンで7番を聴く。カラヤンは50年代と60年代の録音は好きだ。
過日大学のOB会の理事会に出たら、卒業式の後の乾杯に缶ビールを出すかどうかで理事(教授)からクレーム。1缶出すだけなのだが、「今の若い人は、アルコールを飲まない、飲んでもビールではない・・・」と。確かにZ世代は、8割が「日常的にお酒を飲みたくない」のだそう。(下記日経記事) また、厚生省から「健康に配慮した飲酒ガイドライン」なるものが発表された。疾患別に発症リスクを発表しているが、大腸癌は1日当たり純アルコール量で20グラム以上でリスクが高まるそう。20グラムと言うと、ビール中瓶1本、日本酒1合、ウィスキーダブル1杯、ワイングラス(200ml)2杯・・・。アルコール耐性は、アセトアルデヒドの分解酵素を持っているかどうかなど個人差があると思うが。世間一般がアルコールを飲まなくなってきているのは事実のようだ。私の娘はZ世代だが、仲間で良く酒を呑んでいる。1人ワイン3本が空けてケロッとしている。私も間違いなく分解酵素を持っているようで酔わない。分解酵素を持たないのは、突然変異で、東アジア(元は福建省)にしかいないようだが。なお、アルコール飲料は、アルコールそのものの美味しさは3%以下となると感じなくなる。従ってライトビールもアルコールが3%前後以上となっている。
今日もつまらない話題ですみません・・・。
下記は所謂発泡酒、第3のビール(麦芽量によって税率が違う)を含まない統計資料で、発泡酒、第3のビールをビールのカテゴリーに入れない偏った資料だが。2026年10月には、麦芽量による税率の違いはなくなる。一律350ml当たり54.25円の税金となる。(現行、ビール63.35円、発泡酒・第三のビール:46.99円)
]]>
花卉園芸新聞3月15日号に総務省統計局の家計調査における2023年度の花きの支出金額をまとめている。切り花は、1世帯当たりの支出額で8034円で前年比微増(0.5%)、2年連続で微増だが、コロナ前の2019年比だと4.4%減。
園芸は、1世帯当たり8393円で前年比6.6%の大幅減。3年連続の増加から急落。但し、コロナ前の2019年比では8.2%増。切り花と園芸を合わせると16,427円で前年比3.2%減、2019年比1.7%増。
単身世帯では、2023年の切り花は7978円で前年比4.8%増で2年連続で増加。2019年比では、20.7%増となっている。園芸では、5358円と前年比3.6%の減少だが、2019年比では26.8%増となっている。
年齢別では、2人以上世帯、単身共年齢が高くなるにつれて支出額は増える。
]]>
日本農業新聞に春の彼岸前の市況が載っている。彼岸と送別需要が重なり洋花は全面高。STバラは@176円と平年比42%高で過去最高値を更新。SPバラも@193円で平年比36%高で最高値更新。ガーベラも@80円で平年比48%高で最高値を更新した。洋花は3月いっぱいは品薄高が続くそう。
今日の日本農業新聞の囲み記事で、農水省令和5年度ジャパンフラワー強化推進事業で、国産花き生産流通強化推進協議会(樋口会長)が3月8日に開催した報告会から書きプラ箱輸送試験結果について取り上げてくれている。
昼間は忙しくて動けなかったが、青山フラワーマーケット飯田橋ラムラ店の店頭だけ観てみた。この店は今月末で閉店、4月10日から飯田橋駅西口改札前に青山フラワーマーケット飯田橋店としてオープンするよう。ホワイトデーはポスターやバナーで告知。ホワイトデー花束は、@2750円から@5500円までいろいろ品揃えしている。お店の右側がホワイトデーコーナーで赤、ピンクでまとめられ、中央は黄色の花、左側はチューリップフェアと見事なグラディエ―ション。チューリップコーナーには@1650円の春うららブーケなどと可愛いブーケが並んでいる。
]]>
14時からオンラインで第161回JFMAアフターヌーンセミナー開催。「自然豊かなテーマパーク内の体験が来園者の心理状態にもたらす効果は?〜気分転換アプリMoodを活用した効果の実証実験」と言うテーマで、講師は小平裕氏(株式会社Safamii)で小川先生(法政大学名誉教授、JFMA会長)の経営大学院の教え子(ゼミ生)。
ワーカーのストレスによる焦りや不安、自己嫌悪など負の感情が生産性の低下、長期休業、離職等での国内経済損失効果は11.2兆円(厚生省保険局データ)なるそう。気分転換アプリは、上手な休み方を身につけ、心が健康な状態に自ら気付ける人を増やすのだそう。実際にテーマパークでの体験が心に与える効果の計測・分析に行ったりされている。Calm(落着き)、Fresh(晴れやかさ)、Comfort(穏やかさ)、Vitality(活発度)、SparkJoy(ときめき)を感情パラメータとして、Before、Afterでデータを取っている。自らの心のケア、施設やイベントの評価、花や緑の効用などいろいろな場に科学的データで使えそうだと思った。
17時からオンラインでJFMA理事会。フローラルイノベーション2024(11月20〜22日、@東京ビックサイト)準備状況報告、アフターヌーンセミナーのテーマ、講師の候補検討、24年間据え置きのJFMA会費の値上げについて意見聴取。値上については、法人5万円⇒6万円、個人会員2万円⇒2万5千円で決まる。17時過ぎ終了。
]]>