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竹下大学著「日本の品種はすごい」

a1 キリンアグリバイオカンパニー社長の時にご一緒した竹下大学さん(当時植物開発研究所、ブリーダー)の新しい著書が出た。「日本の品種はすごい」(中公新書)。「読むと食べたくなる」、「うまさには理由がある」と本の帯にある。昨年末に贈って頂いていたのだが、遅れてやっと読ませてもらう。竹下さんは、キリンのと言うよりオーバーでなく世界の花のトップブリーダー。ALL-America Selectionsのブリーダーズカップの初代受賞者。2004年にAALの授賞式に私も付いていって(私は関係ないのだけど立場上・・・)大相撲の優勝カップに似た大きなカップを頂いた。キリンビール本社の1階ロビーに暫くカップを飾っていた。竹下さんはペチュニア(キリンのブランド名はウェーブ)などで3年連続AALのウィナーに輝いていた。

 

 異分野(エンジニアリング、海外子会社社長)から会社の人事でアグリバイオカンパニー社長に就任して右も左も分かっていない時にアグリの皆さんにお会いしてそれぞれの分野の話を聞かせてもらった。そんな中で竹下さん(まだ30代後半)にお会いしたのだが、「育種は確立と統計だから広い選抜圃場が必要、加えて”育種はアート(芸術)”です」というようなことを言われたのが印象に残る。育種は芸術、センスだと。正にセレンディプティの世界だと感心した。

 

 さて、竹下さんの新刊。花の育種の話しかと思ったらお花は出てこない。ジャガイモ、ナシ、リンゴ、ダイズ、カブ、ダイコン、ワサビと育種の歴史を正にブリーダーの視点から語っている。キリン時代に自分も関係していたジャガイモは別として、ダイズやダイコンなど品種が何と言う意識はしたことがない。皆さんも同じだと思う。この本を読むと帯のキャッチにあるように「読むと食べたくなる」。ワサビでは、JFMAアフターヌーンセミナーでも講演頂いた岐阜大学の山根京子准教授のワサビ応援隊長が出てきたり、ミヨシ三好社長が登場したりで楽しく読ませてもらう。ワサビでも地球温暖化の影響が出ていることにも驚く。余りに面白かったので紹介させて頂いた。

松島義幸 * - * 22:15 * comments(0) * -

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