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日本の花き産業 いまやるべきこと!

 東京は昨日に続いて快晴。午前中は雑用と読書。何を読んでいるかは流石に恥ずかしくて言えないが、面白くてやめられなかった。今年71冊目。午後は渋谷に出てレコファン(中古CD屋)に行ってここのところはまっているROCKのCDを7枚購入。ジョン・レノン/プラスチィック・オノ・バンド、REM、ピンク・フロイド、ローリングストーン、ブロンディ。全て新鮮に聞こえる。

 

a1 今週、JFMAニュース11月20日号(編集長:野口弥生)、MPSニュース11月20日号(編集長:中村るみ子)が発行され会員さんに送付されている。JFMAニュースは、小川JFMA会長(法政大学経営大学院教授)が巻頭言でJFMAが来年20周年を迎えるに当たって、この20年のパフォーマンスを振り返っている。小川会長によるトップインタビューは青木園芸(後半)、第137回アフターヌーンンセミナーは「より魅力的な写真を撮る方法教えます」(フォトグラファー八幡 宏氏)、フローラル・イノベーション2019報告、第6期フラワービジネス講座報告など盛り沢山。

*小川先生巻頭言ブログ

http://www.kosuke-ogawa.com/?eid=5126#sequel

 

a2 MPSニュースは、フローラル・イノベーション2019、栃木県栃木農業高等学校のMPS−ABC初回審査レポート、オランダ在住対馬淳一氏によるオランダミニ情報は、第29回GrootGroenPlus、西村社長コラム「植物達の冬支度」、農薬情報など。ブログに公開は初めてとなるが、小川先生に倣って巻頭言を全文掲載する。

 

*MPSニュース11月20日号 「日本の花き産業 いまやるべきこと!」

 今月のJFMAニュース巻頭言で小川JFMA会長(法政大学経営大学院教授)が来年JFMA20周年を迎えるに当たってのこの20年を振り返っての花産業のパフォーマンスとしてまとめている。そして他産業での環境変化に対応した変革が起こらなかった日本の花き産業が今後なすべきこととして、次の3つを上げている。.船А璽鷯売業を育てること。⊂取引と物流システムを組み替えること。商品の規格を変えること。

 

 2006年からJFMA事務局、MPSジャパンに関わってきた立場として私も今更感があるが、少し振り返ってみる。良く知られているように、日本の花き産業は1998年をピークとして売り上げは2/3と縮小している。売上減少に伴って生産も流通も数を減らしている。日本の花き消費は、業務用が70%と言われている。数字そのものは見方によって変わってもホームユースなどの個人用が少ないことは間違いないだろう。ブライダル、パーティ、葬儀、飲食店、受付などで使われる花の需要に対応すべく生産側も供給してきていた。値段も安い家庭で使われるような短い花は、市場でも値が付かないこともあって誰も作ろうとしてこなかった。また、長い間日本で生産した花が日本で消費されると言う産業構造でもあった。世の中が不況になるといち早くカットされるのが花やグリーン。気が付いた時には、花が嗜好品から転落していた。そこで未開拓の普段使いの花、家庭で飾る花の需要を掘り起こすべくウィークエンドフラワーや男性が花を買う文化を作るべくフラワーバレンタインの活動に注力してきた。ご家庭で楽しむとなると、買った花がすぐ枯れてしまったのでは消費者にそっぽを向かれてしまうので、花き日持ち性向上が必須となり、日持ちの「見える化」の日持ち品質管理認証(リレーフレッシュネス)導入など品質のインフラ整備に努めてきている。他業界では当たり前の用途別商品スペックを確立して、生産も流通も適正な利潤を上げられる形のロジステクスを作っていかなくてはならない。

 

 花きの消費拡大の鍵(KFS)は、用途別の商品仕様を明確(需給マッチング)にして流通させると言う当たり前のことができるかどうかだ。日本は残念ながら大幅に遅れているが、世界は、SDGs、気候変動、炭酸ガス削減に具体的にどのように進めていくかが緊急課題として認識され具体的数値目標に従って動き出している。欧州では2020年には環境対応(MPS)していない花きは取引できなくなる。オランダ・フローラホーランドでも2021年末には環境対応していない花きは市場で取り扱わないと発表している。令和2年の農水省の概算予算の発表を見ると国際認証取得の支援とある。花き輸出を視野に入れたものかどうかは不明だが、ようやくの感がある。取組むべき課題は見えている。実行あるのみだ。

松島義幸 * - * 22:51 * comments(0) * trackbacks(0)

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