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ユマニチュード、スマイルカーブ

 二十四節気の「小寒」。これから大寒に向けて寒さが最も厳しくなっていく時期。と言っても東京は今日も晴天で気温も12〜13℃あったのではと思う。近所しか出なかったが、寒いと思って皮ジャンバーを着込んだのがオーバーに感じた。今日午後位から腰が痛くなる。腰痛は30代からの付き合いだが、椅子の生活をしている分には支障はなく痛みもない。それが久し振りに歩いていても腰が痛む。今日は思い切って映画でも観に行こうと渋谷TOHOシネマの時間まで調べてあったのだが急遽取りやめ。「ボヘミアン・ラプソディ」と「私は、マリアカラス」を続けて観てしまおうと目論んでいたのだが。腰が痛くなると正直仕事もする気になれない。休みが終わろうとするのに困ったものだ。

 

 そんなことで今日は音楽三昧。J.セル/クリーブランドが1960年代のライブ録音(ステレオ)をハイドン、モーツアルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、マーラーなど聴く。音も良く、セルのスタジオ録音とは違った魅力がある。更には、I.フィッシャー/ブタペスト祝祭管のマーラーの1番、アリス・サラ・オットのピアノアルバム(NIGHT FALL)。暫し腰の痛さを忘れる。

 

 この休み中に雑誌の流し読みや新聞をゆっくり読んでいて、私の知らない言葉に出会う。一つは「ユマニチュード(Humanitude)」と呼ばれる認知症ケアの技術。ユマニチュードとはフランス語で「人間らしくある」と言う意味。毎週母を見ているので興味深く読んだ(文春 本田美和子東京医療センター総合内科医長)。周りが良かれと思ってやることも受け手がどう思うか。優しさが足りないとかではなく、技術的な体系の基づいたケアの方法があると。先ず認知症の段階が回復を目指す、機能を保つ(悪化を防ぐ)などのどういう段階にあるのか評価して、4つのコミュニケーションの柱を用いる。「見つめること」、「話しかける」、「触れること」、「立つこと」に技術がある。働きかける方はやってあげているという意識で接するが、そうではなくて相手がどのように受け取るかを常に考えることか。見る=アイコンタクトも目の高さ、動作のスピード・・・、やり方によって受け手に生理的な変化(この人を好きだと思っているときに分泌される愛情・信頼のホルモンがでる)が出てくるのだそう。「立つこと」では、歩けなくても可能な限り立ってもらう時間を作る。ユマニチュードにはこうした技術が400あるのだそう。

 

 もう一つ気になったののは「スマイルカーブ」。日経1月4日Tech2050新幸福論の「崩れる勤勉は善」の見出しの記事。製造業で研究・開発などの川上と販売・サービスの川下が高い価値を生み出し、真ん中の製造・組立の価値は低いと。これを縦軸に付加価値、横軸に事業連鎖(フロー)の座標で見るとカーブが人が笑った時の口元に似ていると言うので「スマイルカーブ」と呼ばれている。製造・組立ては、グローバル化によって技術移転が起こり付加価値を生み出し難くなっている。近代資本主義社会は労働を天職とする人たちの禁欲的な働きで支えられてきた。AI(人工頭脳)やロボットが普及していく社会では勤勉は善が崩れる・・・。新しい価値観を考える時期だで記事は結ばれている。

 

 ここまでお付き合い頂いた方、毎度のことながら長くなってすみません。まだ書きたいのですがやめます。

松島義幸 * - * 23:33 * comments(0) * trackbacks(0)

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