<< May 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 母の日 | main | JFMA理事会、イブニングセミナー >>

花のGAP

 母の日が明けてやっと通常の仕事に戻れるような気がする。私は花を販売していないが、花き業界全体が母の日商戦で大変な時に電話をかけるのも遠慮してきたからだ。電話をして挨拶代わりに「母の日どうだった」と聞くと「去年の8%増しかな、去年も良かったから・・・」などと聞くとこちらも嬉しくなる。

 

 午前中元気の良い若い生産者(農業生産法人)が3人訪ねてくる。リレーフレッシュネスのポスターを見て、どういうことだか教えて欲しいと。自分たちでも日持ちを少しでも長くするにはどうしたら良いかといろいろな前処理剤を試験している。花き日持ち品質管理認証の説明をする。直ぐにでも始めたいと申請書を持っていかれた。若い人に生産、流通、小売と一環する日持ち品質管理認証は素晴らしいと言われるとこちらもやる気が出てくる。

 

 日本農業新聞ではGAP(農業生産工程管理)認証の話題が毎日のように出てくる。JGAP、JGAPアドバンスト、グローバルGAPといろいろあるが、花きのGAPはMPS−GAPとなる。GAPは今作業している工程を文書化して、そこに改善点、不足がないかどうかを認証機関からチェックを受けるもの。つまりシステム認証なので団体でも取得できる。花きのMPS−GAPでは、条件としてMPS−ABC認証取得が求められる。MPS−ABC参加となると危険な農薬は使わない、農薬、肥料、エネルギー、水の使用量の記録が前提となる。また、認証の性格から経営単位毎の認証取得となる。MPS−GAPはシステム認証で団体で取得できるが、MPS−ABCが前提条件となっていて、こちらは個々の経営単位毎の参加となる。

 

 もう一つの問題は花きの生産者は小規模生産者で多くは家族経営となっている。GAPを取得の折角品質基準書を作っても棚にしまっておくだけとならないか。勿論国際標準のチェックを受けるのは重要なことだが。

 

 費用に関してはMPS−GAPも25万円(審査時の交通宿泊費は実費)程度でグローバルGAP、JGAPアドバンストと比較して高くはない。コンサル料を取っていないのでむしろ安いと思う。MPS−ABCも日本では小規模農業用の料金体系(1000坪以下で年間5万円。2000坪以下で7万円・・・。海外では23万円+高額な審査料)なのでやる気ならそんなに大きな負担とならない。

 

 サステナブル(持続可能性)な商材と決まったオリンピック・パラリンピックも現時点では花きは対象になっていない。野菜などは数値目標まで掲げてまた国の補助金も出ることからグローバルGAPやJGAPアドバンストの取得はかなり進むと予想される。さて、花きは・・・という大事な局面に来ている。花きだけがおいていかれるのは避けたいのだが。

 

■MPSとは?

http://www.mps-jfma.net/about/index.html

■MPS−GAPの概要

http://www.mps-jfma.net/about/p_04.html

 

a2

 

a1

松島義幸 * - * 23:51 * comments(0) * trackbacks(0)

コメント

コメントする









トラックバック

このページの先頭へ