<< September 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 母の日 | main | 今年の国際セミナーは? >>

MPS:More Profitable Sustainability

  今日はMPSの話し。MPSは何の略かの質問に昔は説明するのに苦労した。本来は、MPS:Millieu Progrmma Sierteeltのオランダ語の略で「花き産業環境プログラム」と訳されるが、Florimarkなど他の認証との合体によって本来の単語の意味を超えた認証システムとなったため、日本では「花き産業総合認証」と表現してきた。ただ、最近では、オランダMPS本部が、MPS:More Profitable Sustainabilityと表現してより分かり易くなっている。以前は、MPSが何の略か聞かれると、冗談でMPS:Matsushima Personal Serviceと言ったりしていた。(元々ある生産者さんが銘々してくれたもの)
 

 消費者の要求は、環境配慮の必要性、事業者責任の明確化、流通経路の透明性、トレーサビリティとより高いレベルになってきている。MPSは。花き流通チェーン全体におけるサスティナビリティ(持続可能性)を保証することを目的とした国際認証制度となっている。生産者さん向けのMPS−ABCでは、農薬・肥料・エネルギー・水使用状況・廃棄物分別状況の5つの環境負荷要素を登録し審査を受けた生産者に与えられる認証です。データを活用することによって、生産状況の数値管理や経営分析、コスト削減などに役立てることが可能となる。その他生産者さん向け認証に生産工程管理MPS−GAP、社会的責任MPS−SQ、品質管理MPS−Qがある。流通では、品質・鮮度管理やトレーサビリティ、環境への配慮など社会的責任への取組みなど国際認証機関として審査、認証をする。
 

 品質の高い、差別性のある国産花きを輸出していこうという取組みは、花き振興法でも掲げられ、具体的数値目標が示されているが、ヨーロッパに本格的に輸出していくには、サステナブルを担保するものとして国際認証、MPS−ABCの認証が求められる。ミグロ、イケア、ブルーム2000、REWE、ALDI、アルバートハインなどMPSが取引条件となっているところもある。
 

 MPSジャパンが農水省から委託を受けて進めている日持ち性向上対策の認証制度とMPS認証が混同されて受け取られていることがある。どちらもMPSジャパンが進めているのと、日持ちの認証制度が「システム認証」であることで勘違いされる。確かに日持ちの流通認証は、”結果的に”日持ち認証の項目がMPS認証の一部となっている。日持ちとMPSでは、求められる要求項目の数が違うが、MPSがどんなものなのか理解頂くのには良い機会だと思う。
 

                            
 

松島義幸 * - * 23:06 * comments(0) * trackbacks(0)

コメント

コメントする









トラックバック

このページの先頭へ